●口腔周囲筋のトレーニングの必要性●
年を取ると足腰が衰えることは皆さん良くご存じですが、同じように口の周りの筋肉も同様に60歳の頃から少しずつ衰え始めることをご存じですか?
咬む力や飲み込む力が弱くなって来て、滑舌が悪くなったり、入れ歯の安定が悪くなったり、食事中にむせたりします。
お口の周りの衰えを防止するためには、「舌運動」や「くちびる&頭頸部体操」が有効です。その一部をご紹介します。
〇椅子に姿勢を正して座りながら、舌を口から真っ直ぐ前方に突き出して数秒間キープする。
〇舌を口から左右に「ぺこ」ちゃんのように出して同じく数秒間キープする。
〇舌を口から出してくちびるを舐めながら「の」字を描く。(反対方向にも回旋)
〇左右の「ほっぺ」の内側を舌の先で押し当て力こぶを作り数秒間キープする。
〇「パパパパ」「タタタタ」「カカカカ」「ララララ」の発語を繰り返す。
〇椅子に姿勢を正して座りながら、首をゆっくり左右の肩の方向に傾ける。(ストレッチ運動)
〇身体を正面に整体した状態で、首だけを左右の横向きになるまでゆっくり動かす。
〇身体を正面に整体した状態で、首だけを左まわり・右まわりにゆっくり回旋させる。
〇最後に手を臍の位置において、ゆっくり腹式呼吸を繰り返す。
いつまでも美味しいものを楽しく食べれるためにも、是非毎日続けてみて下さい。
福岡歯科では口腔機能検査が受けられます。詳細はスタッフまでお問い合わせください。