【噛む】ことは認知機能に大きく関わると言われています。
噛むことで脳に刺激を与えることができ、食べ物をしっかり噛めることで栄養を十分に取ることが出来るからです。
歯がほとんどないのに「入れ歯」を入れなかった人は、歯が20本以上ある高齢者より認知症の発症リスク1.9倍!もある!と厚生労働省から報告されています。
つまり【しっかり噛む】ことが認知症のリスクを抑制する可能性があるという事です。
歯のない人がしっかり噛むためには、口に合った「入れ歯」を使うことが重要で、定期的なメンテナンスも必要となります。
特に介護状態の方は口腔内の環境が短期間に変化するので「定期健診」が特に大切になります。
「入れ歯にも歯垢や歯石がつく」というと驚く方もいます。入れ歯についた歯垢や歯石は残っている歯をむし歯や歯周病にする原因となります。そして口内炎や誤嚥性肺炎、口腔カンジダにもかかりやすくなります。
様々なリスクを軽減するためにも定期的な入れ歯のメンテナンスは必要です。
認知症予防の為にも、健康の為にも、しっかりと噛む為にも「定期健診」を歯科医院で受けましょう。
要介護状態の方が定期的に来院するのは本人にも家族にも大変な負担です。福岡歯科では訪問歯科を受けられますので担当医やスタッフまでお気軽にご相談ください。